真田太平記(一) 天魔の夏
2009年 12月 27日
採点:★★★★★
著者:池波正太郎
購入場所:TSUTAYA垣生店
読了した場所:GEORGE新空港通店
あらすじ:
天正10年(1582年)3月,織田・徳川連合軍によって戦国随一の精強さを誇った武田軍団が滅ぼされ,宿将真田昌幸は上・信二州に孤立,試練の時を迎えたところからこの長い物語は始まる.武勇と知謀に長けた昌幸は,天下の帰趨を探るべく手飼いの真田忍びたちを四方に飛ばせ,新しい時代の主・織田信長にいったんは臣従するのだが,その夏,またも驚天動地の事態が待ち受けていた.
感想:
力が全てであった戦国の中で,武勇と知謀を駆使して現在まで存在を残した真田家.日本人は,得てして武力のある者よりも,知力のある者の方を贔屓にするものですが,桜沢もその例外ではありません.
池波先生が波乱の真田家を描いているこの真田太平記.かなり前ですが,NHKの大河ドラマの原作にもなったこの作品を,このたび読み始めることにしました.
全12巻.虚実ないまぜて数百人の登場人物が出てくるというこの物語.真田昌幸,信幸(後信之),幸村二代に渡る物語を,じっくり楽しもうと思っています.
# by leading-r | 2009-12-27 11:54 | 時代書